結婚に白が多用される理由は?
結婚に「白」が用いられる理由は諸説あります。和式の結婚式に用いられる白無垢の場合、相手の家の色に染まるために用いられるとのこと。何かと平等が叫ばれている世の中において、眉をしかめたくなる理由ではあります。でも「結婚をする」というのは、相当の覚悟が必要なのは事実。覚悟の現れとして「白無垢」が用いられた可能性が高いです。
ウェディングドレスの白も、新しい人生を切り開く覚悟を表したものとされています。「純白」で「貴いもの」の意味もありますが、結婚に使われる「白」には相当な情熱が込められているようです。
結婚指輪の色
結婚指輪の定番色も、白が基本です。決意と穢れのない純白を示しているのでしょう。ただ、最近の結婚指輪はとてもカラフル。ゴールドもあればシルバーもあり。ピンク色もあれば、最近はブルーやグリーンといった指輪まで登場。
カラフルな指輪になっているのは、日常的に使うものを考慮してのことでしょう。「結婚指輪は必ず白でなければならない」という固定観念から脱却し、好きな指輪を身に着けたいという、現れによるものです。
結婚指輪の色は素材の色
結婚指輪に着けられている色の多くは、使用されている素材が発色したもの。後になって着色した訳ではないので、色落ちの心配はありません。
定番となっている白の結婚指輪の場合、使用されているのはプラチナです。プラチナと似たような色をしているのは、ホワイトゴールド。プラチナとホワイトゴールドの違いは、色味そのもの。ホワイトゴールドの方が、黒味を帯びています。
カラフルな結婚指輪
ピンク等といったカラフルな色は、合金が使われている可能性が高いです。ピンクの結婚指輪なら、ゴールドに銅が加えられた「ピンクゴールド」になります。
ゴールドに銀が多めに加えられたら「グリーンゴールド」となり、文字通り緑色をした指輪です。取り扱っている店は少ないものの、深みのある色は魅力的。最近はレアメタルを使った指輪も登場し、加工次第によっていろんな色を出すことも出来るようになりました。