結婚指輪の購入に正解は無い
結婚指輪は夫・妻のどっちが買うのかについては、答えはありません。こればかりは、白黒で決まるほど、単純な話では済まされないのです。
リサーチ会社の調査によると、結婚指輪は2人で購入した人の割合は全体の8割以上でした。どちらか一方が結婚指輪を買ったという割合は、意外と少なくなっています。かつては「夫側が結婚指輪の代金を全額負担する」が、セオリーになっていました。ところが夫側が支払ったケースは、全体の2%にも満たしていません。
結婚指輪は2人で買う
結婚指輪を2人で支払う理由については、夫婦によりけりです。ただ、最も多く見られた理由としては「結婚指輪は2人で使うものだから」でした。
また夫は妻の、妻は夫の結婚指輪を贈り合うパターンもあります。お互いの指輪を贈り合うことにより、夫婦の絆はより一層深まるというわけです。
女性側が購入するパターンもある
最近の傾向としては、女性側が全額支払うパターンが増えている点にあります。「女性が支払う」というパターンに、納得できない方もいらっしゃるでしょう。「あり得ない!相手の男は何て奴だ」と、怒り心頭かと思われます。これは何も「結婚指輪の代金は、女性が全額支払え」と命令しているわけではありません。
女性が全額支払う理由には、歴とした根拠があります。多く見られたのが「婚約指輪のお礼」。婚約指輪を購入してくれたお礼に、今度は自分(女性側)が結婚指輪を贈るというスタイルです。夫婦は助け合ってこそなのです。
最終的に答えを出すのは2人自身
結婚指輪はどちらが買うのかについては、2人でしっかり話し合っていただくしかありません。「夫が全額負担をすべきだ」という意見も正解です。「2人で折半して購入するべき」も正解。「妻が負担をする」も実は正解でもあるのです。
ポイントとなるのは2人の財布事情と、気持ちそのもの。結婚指輪の支払いについて、どうしたいのかを相手に伝えましょう。相手にも相手の言い分があるため、相手の話もしっかり聞くのです。そしてお互いにしっかり意見を交わし合い、最適解を導いてください。