結婚指輪は大阪で手作りできますか?

手作りは可能!

「結婚指輪の手作り」というフレーズは、結婚指輪について調べているのなら目につくものです。もし本当に結婚指輪が手作りできるのなら、夫婦にとって世界に1つだけの結婚指輪になります。思い入れも強くなり、幸せも感じられるでしょう。では結婚指輪の手作りが可能かどうか、調査してみました。
結論から述べれば、結婚指輪を手作りするのは可能です。しかも、かなり本格的な結婚指輪に仕上げられます。結婚指輪を手作りする場所は、工房になります。大阪には工房が数多く点在しているため、手軽に手作りできるのです。

鋳造で作る結婚指輪

結婚指輪の手作り方法は、鋳造と呼ばれるものがあります。デザインに凝りたいのなら、鋳造がおすすめ。「ロストワックス製法」とも呼ばれ、ワックス(ロウ)を使って型を作り、型に溶かした金属を流し込んで指輪に仕上げるというものです。夫婦が手掛けるのは、型の型作り。ロウの塊を切り取り、専用のヤスリを使って指輪の形に仕上げます。
ロウでできた指輪の周りを石膏などで覆い囲み、熱を加えます。丹精込めて作ったロウの指輪は溶けてしまうものの、石膏にはしっかりと跡がついて型が完成します。石膏の型に溶かした金属を流し込み、研磨をかけて完成です。

鍛造で作る結婚指輪

もう1つ、鍛造と呼ばれる方法で指輪を作ることもできます。棒状の金属を折り曲げて、輪っかを作ります。繋ぎ目部分を溶接した後、叩いて叩いて叩きまくって指輪の形を整えていきます。形が整ったら、艶や加工をほどこして完成。
鍛造は指輪だけでなく、工業製品などでも実際に使われているやり方です。6000年近い歴史がある、伝統の製造方法です。

不器用でもできますか?

「不器用な私でも結婚指輪は手作りできるのか」と、心配の声もあるでしょう。鋳造でも鍛造でも、夫婦の担当作業は基礎の基礎づくりです。テクニックが求められる作業に関しては、プロの職人が担当。だから学生時代の美術の成績が猛烈に悪かったとしても、何の問題もありません。
手作りはとても楽しいし、思い出づくりにもなります。